私の勉強期間を振り返る -3・4月編ー

2021年1月10日

今回の記事からは2020年3月から始めた私の社労士試験勉強を月別に振り返ってみます。

やっていたこと

試験勉強を始める前は、「労働基準法は聞いたことがある」「年金=老後に貰うもの」程度の知識しかありませんでした。そんなレベルから私の試験勉強は始まりました。

とりあえず、教科書を始めから読んでみようということで労働基準法から勉強開始。本当は問題集を解きながら教科書を読み知識を入れていこうかなと思っていたのですが(実際、初学者に対してこのような勉強方法を推奨している人も多いです)、聞いたことない単語ばかりで全然わからんという感じで挫折し、教科書をただ読み概要を頭に入れる方法に転換です。

教科書は労働科目、社会保険科目の二部構成だったのでそれぞれ1か月ずつかけて読み終わることを目標としました。労働基準法は内容も割と面白くつらつらと読んでいくうちに3日くらいで終了。このペースなら全然1か月でできるだろうと思いながら次の労働安全衛生法に突入。しかし、この法律は全く面白くなく途端にペースダウンするも何とか根気で乗り越えました。その後の労災法、雇用保険法、徴収法は労働者がもらえるお金に関する内容で実際ためになるものだったこともありすんなりいけました。そして最後の一般常識(これも面白くなかったですが・・・)を終え、なんとか労働科目を1か月でクリアできました。

4月、社会保険科目に取り掛かります。社会保険科目のメインは健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法の3つで少ない印象を受けますがどれもボリューミーで歯応え十分です。特に厚生年金保険法なんて制度が複雑でこんな覚えられるんかなと不安になりました。とは言え、3つともお金に関する話なのでモチベーションは保ったまま無事1か月で社会保険科目もクリアできました。

気を付けていたことと反省

この2か月はただ教科書を読んでいただけですが、とりあえず概要を頭に入れようということで読んでいていて分からないところはザザッと進めて次に行くようにしてペースを崩さないことを心がけていました。どうせ後に問題集をやる時に何度も振り返ることになるので、初めは何となくわかっていればいいと思います。

反省点としてはやはりいくら概要を頭に入れるためとはいえ教科書を読むだけに2か月はちょっと時間をかけすぎですね。1か月くらいでサッサと終わらせて少しでも早く問題集に取り掛かるべきです。

したがって、これから勉強を始める方は問題集を解きながら教科書を読み進めていく場合は2か月かけてOKですが、教科書を読むだけの場合は1か月で終わらせてすぐに問題集に取り掛かるようにしましょう。合格への最大の近道はとにかく問題集をやりまくることです。